心に余裕を持ってケアをするために、
仕事を楽にする方法を見つけて取り入れましょう。
質の高い介護サービスを提供するために、業務内容にムダがないか見直しをして適切な対処法を考え
ましょう。
介護の仕事は、利益だけを追求するのは困難です。商品を販売するのではなく、サービスを提供しているので、利用者さんの満足を常に念頭に置く必要があります。
介護の仕事が楽になれば、質の高い介護サービスを提供できるのです。
人間誰しも、忙しくなると心に余裕がなくなってきます。そのような状態でケアをしても、利用者さんが満足できるような介護サービスを提供するのは難しいでしょう。
よって従業員の負担が増えすぎないように工夫をし、介護者が余裕を持ってケアに専念できる環境を整える必要があります。
経営者や介護職員は介護事務も兼務することがありますので、事務処理作業を効率化する方法を考えて、介護の仕事を楽にしましょう。介護職員の仕事は、利用者さんの自立度を低下させないように日常生活をサポートすることです。
職員の１日は申し送りから始まり、スタッフがお互いにコミュニケーションを取りながら情報の共有を行ないます。
時間帯ごとに行なう業務が決まっており、決められた仕事をこなしながら常に見守りをしていなければ
なりません。
介護事務のメイン業務は、介護報酬請求業務です。事務処理業務を行なっている最中は事務室にいますので、その間の電話受け付けや相談の受け付けなども事務員が担当することになります。
なお介護事務は経営者やケアマネが兼務するケースも多いです。事務作業の負担を減らせば、その後の業務が円滑に進み、効率がアップします。
管理者は、介護サービスをトータルで管理する立場です。現場をうまく回すためには、サービス全体を見通す広い視野が必要と、介護や看護に関する深い知識も必要です。
その他にはスタッフ同士の人間関係を取り持ったり、利用者さんのご家族や外部との調整を行なったりして、サービスの提供がスムーズに行なわれるように管理します。
介護事業においてメインとなるのは、介護サービスの提供です。サービスの提供をするには介護報酬の請求を行なう必要がありますが、それを楽にしてくれるのが介護ソフトです。
また介護事業所用の会計ソフトもありますので、これらを活用すれば事務処理作業の負担を軽減できます。積極的に取り入れてサービスの質の向上につなげましょう。
