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事務の仕事

介護事務のお仕事は、経営者が兼務するケースも
あるので、楽にする工夫をしましょう。

介護報酬の請求

介護サービスを提供すると、国から介護報酬が支払われます。その介護報酬を請求する業務が、介護事務においてもっとも重要な仕事となります。
ただし、提供しているサービスの内容は利用者さんによって違うので、きちんと情報を整理して利用者さんごとに書類をまとめておく必要があります。介護保険制度への理解も必要なので、複雑な業務です。
しかも経営者やケアマネが介護事務を兼務するケースもありますので、その時は単純に仕事量が
2倍になります。
ゆくゆくは専任のスタッフを雇う予定でも、最初のうちは経営者が自身で事務作業を引き受けることも
あるでしょう。
ここでは事務員の1日について触れていますが、経営者はこういった業務と並行しながら経営管理も
行ないます。

付箋のついた資料

相談や電話応対も

介護事務の仕事は、基本的に日勤です。朝に出勤して、夕方頃に帰宅するというケースがほとんどです。
勤め先によって細かな違いはありますが、出勤時間は朝の9時頃。出勤後はミーティングに参加して、スタッフ同士で情報の共有を行ないます。ミーティングの直後に行なう業務としては、昨日の事務作業の残りを片付けたり、事務所の清掃をしたり…というような内容です。
なお、書類の整理を行ないながら、電話応対や相談受け付けなども行ないます。対応に時間がかかるケースもあるので、事務作業を効率よく片付ける必要があります。

なお、午前と午後で行なう業務は少し違います。1日中事務作業をしているわけではなく、午後からは利用者宅を訪問し、介護認定の相談を受けています。介護サービスを受けるには、要介護または要支援の認定を受けなければいけません。
そのため、介護認定の相談を受けた後は、そのまま申請手続きの流れになることが多いです。

直接利用者さんと関わる機会は少ないものの、介護事務員は介護事業を運営する上で欠かせない存在です。利用者さんとそのご家族が安心してサービスを受けられるように、事務という形でサポートして
いきます。
介護事務は、経営者やケアマネが兼務しているケースも多いので、事務作業の負担はできるだけ減らさないといけません。しかし兼務しながらの事務作業は大変なので、ソフトなどを活用して効率化を
図りましょう。

専門的な知識

このように、介護事務をするには介護保険制度に対する理解が必要です。介護事務の民間資格もあるくらいなので、専門的な知識が必要だといえます。
基本的には事務室で作業を行なうので、必然的に相談の受け付けや電話応対を担当することになります。
専任のスタッフでも難しいといわれている介護報酬の請求業務なので、兼務となればさらに負担に
感じるでしょう。
事務作業の負担を減らす方法を探し、本来の業務に専念できる環境を整えましょう。

便利なソフトで事務作業を効率化